「キー坊(喜田) は苦しい時でも声を出せる選手。後輩だけど頼れる存在」(天野)・「練習で一番声を出して雰囲気を盛り上げてくれるのは(中澤)佑二さん」(遠藤)[天野純&遠藤渓太対談(第3回)]
天野純選手&遠藤渓太選手インタビュー対談(第3回)
インタビュー・文:藤井 雅彦
写真:星 智徳
協力:横浜F・マリノス広報室
→前回からつづく
スペシャル対談の最終回は、それぞれの代表活動にも話が及んだ。
9月のコスタリカ戦で日本代表初キャップを刻んだ天野純。
U-21日本代表として2020年の東京五輪出場を目指す遠藤渓太。
F・マリノスで結果を残し、日の丸を背負って異なるフィールドでも戦う二人の進化は、F・マリノスをさらに強くする。
――2018年はF・マリノスにとって転機となるシーズンだったと思います。
天野 純(以下、天野)
「F・マリノスのスタイルは大きく変わりました。これまでの守備的なサッカーではなく、相手ゴールを目指すアグレッシブな戦いを一貫してできていたと思います。先に失点してしまっても、あまり落ち込まなくなったのは成長です。ただしシーズン終盤はリードしている展開で追いつかれてからの戦い方が課題になりました。選手間の意思統一を含めて、もっとコミュニケーションを取る必要もあります」
遠藤 渓太(以下、遠藤)
「ピッチ内での声かけはもっと増やすべきだと僕も感じています。ピッチに立てば年齢やキャリアは関係ないので、僕もチームを引っ張っていく存在にならなければいけません」
天野
「渓太の言うとおりだと思います。でも自分はプレーで引っ張るタイプで、声を出してリーダーになるタイプではないかもしれない。キー坊(喜田拓也)にはその資質があるよね」
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