「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「F・マリノスにやってきて、ブラジル人である自分をみんなが迎え入れてくれたこと。僕にとっては本当にうれしかった」[マルコス・ジュニオールインタビュー(前編)]

[マルコス・ジュニオール選手インタビュー(前編)]

実施日:1月20日(日)
インタビュー・文:藤井 雅彦
協力:横浜F・マリノス広報室

 

 

「もしかしたら、僕は日本に来るべくして来たのかもしれない」

運命に導かれるように来日し、F・マリノスの一員となったマルコス・ジュニオールが、石垣島キャンプ中にインタビューに応じてくれた。

日本の文化に興味津々の彼は「とても居心地がいい」と柔らかい笑みを浮かべ、気さくに話をしてくれた。

 

 

――横浜での始動日から数えて約10日が経過しました。今のコンディションを聞かせてください。

「ブラジルと日本では開幕前の準備の進め方が違うんだ。ブラジルはシーズンがスタートして15日くらいで準備をして、すぐに開幕を迎える。日本ではもっと時間があるので、しっかりとトレーニングできる。ここまで順調だと思うし、このやり方をすごく気に入っているよ」

 

――日本の冬は寒いですか?

「石垣島は寒くないね! だから最高だよ。でも横浜はとても寒かった(笑)。石垣島の気候はブラジルの寒い時期と同じくらいかな」

 

 

 

――チームに馴染めている印象があります。

「慣れるのにもっと時間がかかるかなと思っていたけど、日本と日本人はお互いを尊重し合うことができる文化が身についている。自分の家族がまだ来日していないのはちょっと寂しいけど、チームメートが自分のことを家族のように迎え入れてくれたので楽しめているよ」

 

――1月19日に26歳の誕生日を迎えました。練習後にはプールに落とされる手荒い祝福もありましたね。

 

 

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