「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

マルコス・ジュニオールは左ウイングで起用。タイプの異なる遠藤渓太とのポジション争いは開幕直前まで続く。エジガル・ジュニオはまだ時間が必要か [今季のチーム編成についてvol.5]

 

 

今日までに契約更新、あるいは加入が発表されたのは以下の27選手。各ポジションの並びは年齢順だ。

 

ゴールキーパー:飯倉、パク、杉本、原田

センターバック:栗原、ドゥシャン、チアゴ、畠中

右サイドバック:松原、広瀬

左サイドバック:ティーラトン、高野

アンカー:扇原、喜田

右インサイドハーフ:大津、三好

左インサイドハーフ:天野、山田

右ウイング:仲川、シノヅカ

左ウイング:マルコス、ユン、遠藤、椿

ストライカー:李、エジカル、山谷

(1月28日時点)

 

石垣島での一次キャンプ総括と併せて、ほぼ出揃った今季の編成について考察していく。

まず前回からマルコス・ジュニオールのポジションを修正した。石垣島では一貫して左ウイングで起用され、練習試合では“来日初ゴール”もマーク。コンディションの都合で45分のみの出場となったが、一定の成果を見せた。インサイドハーフの人材が豊富なことを考えると、4-3-3の場合は今後もウイングでの起用が現実的か。

 

 

トレーニング中からシュートの上手さが目立ち、ゴールネットを揺らすことを仕事する李忠成も「ポテンシャルを持っている」と一目置く。特に利き足の右足でのインパクトに優れ、強烈かつ正確なシュートを枠に飛ばせる選手だ。フィニッシュシーンに数多く顔を出せれば、二桁得点は射程圏内だろう。

この左ウイングのポジションはマルコスと遠藤渓太が激しく争う構図。周りを使える前者に対して、後者は単独で局面を打開できる。タイプの異なる両者の争いは開幕直前まで続くはずだ。石垣島キャンプに帯同しなかったユン・イルロクは構想から外れている可能性が高い。ルーキーの椿直起は紅白戦で得点を決めたように、これからも継続的にアピールして、まずはカップ戦メンバーに食い込みたい。

 

外国籍選手という括りでは、ストライカーのエジガル・ジュニオは来日まもないため練習試合を回避。

 

 

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