アンジェ・ポステコグルー監督の怒号が響き渡った練習試合福岡戦翌日。選手へ強いメッセージを送り、さらに主力組の顔ぶれにも手を加えてきた [宮崎キャンプ8日目]
低調な内容に終始したアビスパ福岡戦翌日、ミーティングルームにアンジェ・ポステコグルー監督の怒号が響き渡った。映像で振り返り、軽率なミスが多いためにボールがつながらないことを指摘していく。にもかかわらずロストしたボールへのアプローチが遅い。「ミスは起きるものだが、簡単なミスはいけない」。自らの信念を貫き、選手へ強いメッセージを送った。
明日と明後日は、宮崎キャンプの総仕上げとしてセレッソ大阪との練習試合が組まれている。いずれも45分ハーフの90分ゲームを予定しており、それぞれの試合で大多数の選手が今年初めて90分間プレーする可能性が高い。最大の焦点は、福岡戦での反省がどのように生かされるか。指揮官の喝がポジティブに働くことを期待したい。
しかしながら、相手あってのサッカーであることを忘れてはいけない。完璧にゲームを支配するのは難しい。紅白戦では互いにハイプレスを仕掛け、ミドルゾーンにスペースがある状況でビルドアップを行う。だが実際の試合では相手が堅いブロックを敷き、マリノスのミスを誘ってくるかもしれない。そういった相手を崩し切る強さと精度は、まだまだ足りない。
気になるメンバーは、主力組の顔ぶれに手を加えてきた。
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