「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

スタメンが確約されている選手はいない。公式戦で4試合勝利していない状況から、あっと驚くようなてこ入れも [J5節 鳥栖戦プレビュー]

 


2週間の中断期間中に中川風希と和田拓也が加入した。中川は20日から、和田は22日からチームに合流してトレーニングを行っている。登録も完了しているため試合出場に向けた障害はないが、アンジェ・ポステコグルー監督は「やり方に慣れるのに2~3週間は必要だろう。じっくり見ていきたい」と慎重な姿勢を示した。どうやら明日の試合でメンバー入りする可能性は低そうだ。

 

 

この2週間は公式戦がなかったためトレーニングで練度を上げる絶好の機会だったが、思うように事は運ばないもの。畠中槙之輔が日本代表に初招集され、三好康児と遠藤渓太はU-22日本代表としてミャンマーへ。ティーラトンはタイ代表として中国の地でキャップ数を重ねた。

一方で、右ひざ前十字じん帯損傷で長期離脱した高野遼に続き、李忠成が左橈骨骨折で全治2ヵ月見込みと診断され、マリノスは実績十分の控えストライカーを失ってしまった。代表招集と負傷離脱が重なり、チームはスケジュールを変更。練習でも8対8を行うのが精一杯で、実戦的なフォーメーション練習は2週間で一度も行っていない。

そんな状況下で明るいニュースを挙げるとすれば、松原健が戦列に復帰したことだろう。

 

 

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