「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

久里浜へ練習グラウンド移転で基本協定締結。横須賀市の総事業費は約64億円。約500席収容のスタンドも。マリノスの施設費用は「今の総合的な支出と近い。大幅には変わらない」と黒澤社長

 

クラブからリリースがあったとおり今日31日、横浜マリノス株式会社と横須賀市は久里浜1丁目公園整備に関する基本協定書を締結した。それにともない同日、黒澤良二社長と上地克明横須賀市長が記者会見を行った。

マリノスタウンから移転した2016年以降、特定のクラブハウスや練習グラウンドを持たない状況が続いていた。今回の発表によって2022年1月(予定)から練習環境が大幅に改善される見通しが立ち、黒澤社長は「これまでは好きなだけ練習できない環境で、それはデメリットだった。フラストレーションと言い訳なく常勝軍団を目指せる」と強調した。

 

 

 

施設はサッカーグラウンド(天然芝)2面とフットサルコート(人工芝)2面のほかに、3階建ての管理棟内にトレーニングルームやミーティングルーム兼会議室、食堂・カフェを兼備。また、約500席収容のスタンドや散歩などができる周遊路、芝生広場、駐車場(約90台)も作られる。ロッカールームなどマリノスの専有スペースもあるが、ナイター照明付きフットサルコートを中心に一般市民に開放する目的もあるため「面積と時間の5割」がクラブの領域となる。

 

 

横須賀市の総事業費は約64億円で、マリノスは施設使用料として・・・

 

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