「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

基本技術と反応は(飯倉)大樹くんがずば抜けています。崇拝するレベルです(笑) [パク・イルギュインタビュー(第1回)]

【パク・イルギュ選手インタビュー(第1回)】

インタビュー・文:藤井 雅彦

協力:横浜F・マリノス広報室

 

そのポジションは、昨季まで飯倉大樹の“聖域”だった。守備能力はもちろんのこと、他の追随を許さないビルドアップ能力とフィード技術を生かし、多くの試合でゴールマウスを守ってきた。

それが今季に入って様相が変わりつつある。FC琉球から移籍加入したパク・イルギュがルヴァンカップでのF・マリノスデビューを経て、現在はリーグ戦のピッチにも立っている。

J3からJ1へのジャンプアップを振り返り、何を思うのか。29歳でJ1デビューを果たしたパクがヨコハマ・エクスプレスのインタビューに応じてくれた。

 

 


――今季、J3FC琉球からJ1の横浜F・マリノスへ移籍加入しました。練習で最初に感じたことを教えてください。

「それはシンプルに『あ、上手い』ということです。最初のポゼッションの練習ですぐに感じました。しっかりボールを止めて、走るボールをちゃんと蹴る。J1はこの技術がJ3と比べて断然高いです」

 

――FC琉球もポゼッションスタイルだったようですが、どのような場面で違いを感じるのですか?

GKとしてビルドアップに参加するのは共通するところです。出し手の感覚で言うと、受け手が上手い選手だと少しタイミングがズレてもどうにかしてくれる。F・マリノスのチームメートは対応能力が高いですし、決して慌てない。でもカテゴリーが下がると、受け手が良い状態の時にパスを出さないとミスになってボールを失ってしまう。J1の選手はプレッシャーを受けている状態でも平然とボールを受けに来てくれるので、そこが一番の差だと思います。フリーの状態ならみんなできるわけで」

 

――移籍加入した当初、パク選手が「上手い」と感じた選手は?

 

 

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