0‐7の処方箋(J論)

「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「日程的には完全に不利」(冨澤)・「おもしろいゲームになると思う」(中村)+マルキ・斎藤他 [仙台戦直前インタビュー] -1,454文字-

 

【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督

「大宮戦を見る限り、仙台は強い。その試合ではとてもアグレッシブにプレーしていた。少なくとも今シーズンベストゲームだったのではないか。去年の強かったときの仙台に戻っていると感じた。攻守両面においてゆっくりさせてくれないチーム。後ろでボールを回しているときも素早くプレッシャーをかけてくる。ウチとしては起点をどこで作るかハッキリしないとバタバタしてしまう。仙台の攻撃は縦に鋭いボールを入れてくるチームで、2トップは競れるし、走れる。淀みのないゲーム展開になってしまうのは良くない。ウチとしては名古屋戦の勝ちを生かすためにも、中断期間までのゲームを2連勝したい」

DF 27 富澤 清太郎

「リャン・ヨンギとウイルソンは手倉森サッカーにすごくフィットしていると思うし、こちらからすると注意しなければいけない選手。仙台はサイドのコンビネーションと縦へのスピードがある。特に2トップのウイルソンと赤嶺は縦パスをダイレクトで感覚的にサイドへ流すので、そこをどう防ぐか。あとはセットプレー。去年の対戦でもセットプレーから失点している。隙を見せたらやられてしまうので、隙を見せずに、逆に隙を突きたい。日程的には完全に不利(苦笑)。でもこれは仕方のないこと。タフな相手なのでタフなゲームになる。でもウチがもっとタフになるためには避けて通れない相手」

MF 7 兵藤 慎剛

「仙台は全員がサボらず、しっかり走って、チームとしてまとまっている。同じ戦術であまり変わっていないメンバーで戦っていることで上積みがあるのだと思う。自分たちのサッカーに対して迷いがない感じがするし、それは強いチームの証拠だと思う。すごくいいチームなので、勝つのは難しい。でもウチは名古屋に劇的な勝ち方をして、ナビスコカップで公式戦連勝できた。勝てなかった時期を乗り越えて、もう一度勢いに乗りかけている。この仙台戦を勝つことで完全に勢いに乗れるはず」

FW 11 齋藤 学

「ナビスコカップでは決して出来は良くなかったけど、そういう展開でも点を取れたことは良かった。コンディションはもう大丈夫。腹筋の肉離れは珍しいからよくわからない。でもいまは不安もない。ここまでほとんどスタメンで出ていないし、ゴールも少ない。ここまでのパフォーマンスには満足していないので、ここから中断期間までの試合はフル稼働して出遅れを取り戻したい。接戦で名古屋に勝てた勢いをつなげるために仙台にも勝ちたい」

FW 18 マルキーニョス

「けがについてはまったく問題ない。痛みはないし、不安もない。いまの状態であればフル出場も問題ない。今度の試合でもチームメイトの助けを借りながらゴールを決められたらいい。これからの時期の暑さは特に気にならないが、日本の場合は湿度が高くなる。でもそれも日々の練習でいけば問題ないだろう。優勝を目指しているチームはすべてのことに準備しなければならない」

MF 25 中村 俊輔

「仙台は週の半ばに試合がなかったのでしっかり調整していると思う。ウチは水曜日のナイターで試合があって日程的にはキツい。しかも仙台はこの前の大宮戦を見てもほぼ完璧な内容だった。FWのウイルソンは調子を上げてきているし、去年の良いときよりも状態はいいんじゃないか。縦に速い日本のサッカーにも慣れてきていると思うので注意しないといけない選手だと思う。戦術的にも能力的にも仙台はしっかりしているチーム。でもウチも去年よりも成長しているので、おもしろいゲームになると思う」

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