「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(マリノス最後の練習について)「やめよう、泣きそうだから(笑) (シティ戦には)マリノスのファン・サポーターのみんなのためにも少しでも出られたら」(飯倉大樹)

 

明日のマンチェスター・シティ戦に向けて、マリノスは試合会場となる日産スタジアムで公式練習を行った。

練習後、ヴィッセル神戸への完全移籍が発表された飯倉大樹が報道陣に対応。時折、涙ぐみそうになりながら、20年以上を過ごしたマリノスへの愛情と感謝を述べた。

飯倉は明日のシティ戦にメンバー入りし、試合後にファン・サポーターへの挨拶を行う予定。

以下、飯倉のコメントとなる。

 

 

――今日がマリノスでの最後の練習になった。

「やめよう、泣きそうだから(笑)。育成組織から20年以上やってきて、この日が来るんだなという思い。記者会見で泣くヤツの気持ち分かるなぁ。みんな(チームメート)の前で話した時は泣かなかったんだけど。こうしてみんながメディアとしてオレの言葉を発信してもらえると思うと感慨深い。メディアとしてオレと一緒に長くやってきた人もいれば、短い人もいる。チームメートにも感謝しているけど、こうやってファン・サポーターにオレの声を届けてもらって本当に感謝している。

 プロ生活15年くらいマリノスでやってきたけど、記憶多いものだった。みんなの印象に残ってもらえて、良い悪いと言ってもらえて幸せだった(笑)。みんなの記憶の中に残ってくれたらすごくうれしい。マリノスが強くなって優勝争いしたら、その礎というか、去年からやってきて土台になれたんじゃないかと思う。退場したり、チョンボしたり、前に出過ぎと言われたり、テツくん(榎本哲也)と勝負で試合に出たり出なかったり、シゲさん(松永成立GKコーチ)とケンカしたり(笑)。ここまでのプロ生活を経験豊かなものにさせてもらった」

 

 

――オファーを受けた時の率直な気持ちは?

「自分自身で移籍を決めたわけではない、と言ったら語弊があるけど、オレだけだったら(神戸に)行けなかったと思う。このオファーをもらった時に、いろいろな先輩に相談したし、チームメートに相談した。

 

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