左サイドのポジションは遠藤渓太とマテウスとの一騎打ちへ。二人が散らす火花は、マリノスをさらに燃え上がらせる [練習レポート]
大勝した名古屋グランパス戦の余韻のラストを飾るのは、終盤に相手の息の根を止める2得点を奪った背番号11だ。
契約の都合でマテウスが出場できないことがきっかけで回ってきた出番だった。前節のセレッソ大阪戦は加入間もない同選手にスタメンを譲っていた。チームの和を乱すような振る舞いは見せずとも、その心中は穏やかではなかっただろう。プロ選手ならば当然の感情でもある。
試合では序盤から積極的に仕掛けた。周りにスペースのある状態でボールを持った時は得意の縦突破を意識し、相手の警戒心を駆り立てていく。すると今度はフォローに走るティーラトンや扇原貴宏をシンプルに使い、もう一度自分が優位性を保てるようにDFの意識を分散させていく。このあたりの柔軟性がプロ4年目の成長と言っていいだろう。
地道な積み重ねが結実したのは78分だった。
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