「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「出場したからには試合に勝たなければ意味がない」パク・イルギュにとって復帰戦となった5試合ぶりのピッチは、ほろ苦いものとなってしまった [練習レポート]

 

GKパク・イルギュにとって復帰戦となった5試合ぶりのピッチは、ほろ苦いものとなってしまった。

試合序盤から、頭の中では迷いが先行していたと明かす。

「チームとしてどこまではボールをつないで、どこからはセーフティーにやるのか。頭の中では理解していたつもりだけど、試合になると相手がいる。仙台のプレッシャーはそこまで強くなくて、かといってベタ引きでもなかった。それで自分自身が迷ってしまった」

 自身が離脱している間は、杉本大地がゴールマウスを守っていた。そのプレーをスタンドから見守り、杉本のある程度割り切ったプレースタイルを採り入れようと試みたがゆえに、本来持っている能力が半減してしまったかもしれない。いずれにせよ久しぶりのピッチで「自分に余裕がなかった」(パク)。

終盤の89分には手痛い同点弾も食らった。

 

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