公式記録の得点経過には、マルコスが起点になっている。しかし実際に起点になったのは扇原貴宏だった [J30節 鳥栖戦レビュー]
先制点を決めた遠藤渓太を中心に、歓喜の輪が出来上がった。アシストしたティーラトンや、いつもニコニコ笑顔のエリキが遠藤を祝福する。仲川輝人の負傷によって先発のチャンスを得た背番号11が、これ以上ない一発回答だ。
その輪から少し離れたところで喜びをかみしめる選手がいた。ベンチに座る大津祐樹や李忠成、広瀬陸斗らとハイタッチをかわし、小さくガッツポーズを作る。
扇原貴宏だ。
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