「オレはあの時(2013年)のチームに絶対的な力がなかっただけだと思っている」。では今のマリノスを栗原勇蔵はどのように評価しているのか
残り2試合で王手――。
ここまでの過程や勝ち点状況、優勝条件こそ違えども、最後の最後で優勝を逃した2013年を思い出さずにはいられない。
あれから6年の時間が流れ、当時を知る所属選手は栗原勇蔵と喜田拓也の二人のみ。その事実が、時代の移り変わりとこの業界の出入りの激しさを顕著に示している。
ホームのアルビレックス新潟戦とアウェイの川崎フロンターレ戦。いずれかの試合に勝てば自力で優勝を決められる状況で、マリノスはまさかの2連敗を喫した。2位という素晴らしい成績を収めたにもかかわらず、失意のシーズンとして記憶されている方も多いだろう。
悔しい思い出を振り返る栗原勇蔵の表情は、驚くほど淡々としていた。
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