タグ祭り!ライター大忘年会12/26(木)渋谷で開催

「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(サッカーに出会わなければ?)「考えるのも恐ろしい(笑)。まっとうなほうに進んでいたかどうか。みんなに応援されて、尊敬されるような存在になれて幸せ」[栗原勇蔵引退コメント全文]

 

 

 

マリノスは2日、DF栗原勇蔵(36)が今季限りで引退することを発表した。

栗原は同日の練習前にチームメイトに向けて引退を報告。目頭を熱くするどころか、反対に笑いを誘う場面もあった模様で、最後まで“らしく”振る舞いを貫いた。

同じ育成組織出身の喜田拓也は「あまり多くを語らない人だけど、たくさんのことを教えてくれた。すごくカッコいいと思っていた。一緒にタイトルを獲って最高の景色を見たい」と優勝決定戦となる最終節のFC東京戦に向けて気合いを込めた。

練習終了後、報道陣の囲み取材に応じた背番号4は、最後まで自分らしく栗原節を炸裂させた。

 

 

 

[一問一答]

DF 4 栗原 勇蔵

――多くのサポーターに愛されて名残惜しい中での引退になったが、いつ頃から考えていた?

「ここ数年、試合に出ることも少なくなってきたので、チームの小倉さん(スポーティングダイレクター)たちとは1~2年かけて『どうしていこうか?』という話はしていたの。そういうのは頭の中にあったけど、正式に決めたのはここ2~3週間ぐらいだった」

 

――小倉さんや他のチームメイトに相談はしていた?

「小倉さんには相談というか話はしていたけど、チームメイトには何も話していなかった。今日初めて知った後輩もいたので、悪いことをしたなと思った。表では悲しんでくれているみたいだった(笑)」

 

――あらかじめ報告していた選手もいた?

「チームがこういう状況だったので変に刺激というかそういうのもイヤだったので、ギリギリまで言うのをやめておいた。昨日、何人かには前もって言っていたけど全員というわけにはいかなかった」

 

 

――言える範囲でいいが、誰からこんな言葉をもらったとかは?

「だいたいみんなまずは『お疲れ様』と言ってくれて、びっくりとかではなく『よくやったね』とかそういう言葉をかけてもらったのが多かった。『まだできるんじゃないの?』と言ってくれる人は何人かいたけど、自分の中では精一杯やってきたつもりで、それが今年だったのかなと思った。なので『もう限界です』っていう感じで説明した」

 

――今まで中澤選手やいろいろな先輩を見送る立場だったと思うが、今回自分がそういう立場になってどんな思い?

「今日の朝、みんなの前で報告したけど、なにせそういう機会は入団した時に自己紹介して以来だった。懐かしいというか何を話そうか迷ったところはあった。今年の途中でお別れする時に涙する選手もいて、別れはすごく悲しいものでもあるけど『マリノス一筋でずっとやってこられて、本当にもうやり残したことがないと言ったら嘘かもしれないけど、最後に今年優勝して終われたら本当に悔いのないサッカー生活なので頑張りましょう』という話をした。

 

 

 

――マリノス一筋という話があったが、2002年にトップチームに昇格して18年間、ジュニアユースからを含めるともっと長い時間マリノスでの生活だったが、このチームは栗原選手にとってどういうもの?

「まだ子どもの中学1年生でマリノスに入って、サッカーももちろんだけど、まずは人間のところを成長させてくれた。サッカーをやっていなかったらどういうふうになっていたかも分からないし、学校の先生にも『サッカーだけは絶対に続けなさい』と言われていた。部活の先生でもなく担任の先生に言われていた。めちゃくちゃやっていた自分をちょっとまともな大人にしてくれたのはマリノスだと思うので、本当に感謝している」

 

――今までで印象に残っていることや試合は?

「うれしい思いもいっぱいしたけど、そういうことよりも自分の中では悔しい思いのほうが残っている。勝負の世界なので必ずあると思うし、それを糧に成長してこられたと思っている。特に心に残っているのは2013年に優勝できなかったことだと思うけど、そこから何年かマリノスでまたやれたので、それはそういう試合があったからこそだと思うので、よかったと思う」

 

 

――15年ぶりの優勝がかかっているが、栗原選手はマリノスで数少ない優勝経験者。優勝に向けて後輩の選手たちにエールを

「15年前は本当にガムシャラにやっていた頃で、優勝経験といっても試合にそんなに出られていなかった。経験のことをよく言われるけど、今年優勝のチャンスがある中、試合には絡めていないけど、外から見る機会が多い中ですごく頼もしい後輩たちに感じている。このまま自分たちがやるべきことをやれば絶対に優勝できると思うので、とにかくブレずにやってもらいたいと思う」

 

 

 

――今週末、最終節で引退のセレモニーもあるが、サポーターにどんな話をする?

 

 

下バナー

(残り 2509文字/全文: 4497文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

tags: pickup 栗原勇蔵

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック