「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

【無料記事】大宮戦後インタビュー:栗原勇蔵、樋口監督、熊谷、他

【voice of players(大宮戦より)】

DF 4 栗原 勇蔵


相手の粘りに負けた

――交代について
「ふくらはぎがちょっと…。つったような感じ。首とかいろいろかばっていたら足にきた。でもたいしたことはない」

――1点が遠かった
「1点取れば簡単なゲームだっただろうけど相手も体を張っていたし、割り切ってゴール前に7~8人いた。こういうときもある。相手の粘りに負けた」

―ノヴァコヴィッチ対策について
「いつも以上に強く行こうと思っていた。危ないところもあったけど、わりと抑えられたと思う。体が強いし、懐も深い。落ち着いてディフェンスの動きを見ているので飛び込むとかわされるし、駆け引きのできる選手だった」

――次節は出場停止だが
「広島は強い相手なので戦いたかったので残念。出場停止なので上から見て勉強したい」

【試合後のコメント】

樋口 靖洋 監督

「一言、本当に勝ちたかった。今日は1点取れば勝ち点3というゲームを選手がやりきってくれたので勝ちたかった。今週はビルドアップの質を高める練習をしてきて、何度か狙い通りの形でチャンスを作れた。守備は相手の縦パスやクロスが入ったところに厳しく行けていたし、狙いとするサッカーがある程度できていたので勝ちたかった。でもチームの上積みを感じることができたので、それを次につなげていきたい」

 

MF 28 熊谷 アンドリュー

「近くにカンペーさん(富澤)とシュンさん(中村)がいたので預けるところがあって、自分も自信をもってボールを持てた。もう少しサイドチェンジやスルーパスのボールを出してチームのプラスになりたかった。守備は狙いをもってできた。でもインターセプトしたボールを次につなげるような取り方はできなかった。次はそこを突き詰めてやりたい」

 

FW 10 小野 裕二

「前半のチャンスは完全に体が浮いていた。後半は壁のように人がいた。1本でも決まっていればよかったけど、それを決められないのがいまの実力だと思う。しっかり練習して決められるようにしたい」

 

DF 22 中澤 佑二

「お互い一生懸命やったのでしょうがない。でも相手は引き分けでOKでも、ウチは勝たないといけなかった。僕らディフェンスは久しぶりにゼロで抑えたので仕事はできたかなと思う。鹿島戦で久しぶりに勝って、その流れで後ろは踏ん張れた」

 

MF 23 松本 翔

「惜しかった場面はシュートでもクロスでもなく、どっちでもいい感じ。巻いて蹴ったけどブレるような。監督からはミドルシュートを狙っていけと言われて、その1本に賭けていた。相手が10人でブロックを作っていたので間、間で受けることがもっとできればよかった。ちょっと単発のクロスを上げすぎたかもしれない。もうちょっと流動的にできればよかった」

 

FW 11 齋藤 学

「1点取れれば…。チャンスはあるので、決めきれないのも実力のうち。内容はネガティブになるようなものじゃない。相手が同数のときでも狙い通りのサッカーができていた。前半から積極的に仕掛けていった。それをやらないと自分の良さが出ない。ファウルをもらえた場面とそうじゃなかった場面もあったけど、それは良かったと思う。課題は最後のところ」

MF 27 富澤 清太郎

「本当に入るか入らないかギリギリの場面が何回もあって、これがサッカーだと思う。相手ありきのことなので。でも今日はビルドアップできたし、中盤でボールを回すこともできた。最後の崩しが課題として出たので、それを突き詰めていきたい。問題はオレが4枚目をもらってしまったこと。ボランチとDFで頭の切り替えができていなくて、迷いが生じて飛び込んでしまった。絶対にもらってはいけないカードだった」

 

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