広瀬陸斗には、J1クラブから獲得オファーが届いている模様。中盤の選手をサイドバックとしてコンバートする策も念頭に補強か [2020年チーム編成 DF編]
すでに詳報したように、チアゴ・マルチンスを完全移籍に切り替えて獲得できたのは、今オフ最大の補強だ。相棒の日本代表・畠中槙之輔とのコンビはリーグ屈指の呼び声高く、来季も鉄板コンビとして主軸を担う。ともに24歳と若く、J1での経験値は正直言って浅い。それは反対に伸びしろと言い換えることもできるだろう。
一方で彼らが近い将来、欧州へ新天地を求める可能性も否定できない。Jリーグ全体の流れには抗えず、20歳前後での欧州移籍も頻発している時代である。選手がさらなるステップアップを望むのならば、マリノスは強引に止めることをしないはず。ベルギーへ旅立った天野純しかり、契約解除の運びとなった三好康児の件しかり、あくまでも本人の意思を尊重する構えだ。
とはいえチームとしての観点では、このセクションの補強が急務。伊藤槙人が3番手として控えているが、精神的支柱になっていた栗原勇蔵は今季限りで引退。さらにピッチ内で全力、ピッチ外で笑顔を貫いたドゥシャンは契約満了で退団となった。移動を含めてハードな戦いを強いられるACLと、主力選手の海外移籍にも備える意味で、さらなる補強が欠かせない。
サイドバックに目を移すと、左サイドで定位置を掴んでいるティーラトンをチアゴ同様に完全移籍に切り替えて獲得できるか否かが大きなポイントになる。
ムアントン・ユナイテッド(タイ)との契約を残すため、一時は残留が難しいかに思われた。
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