「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「以前マリノスにいた時に何もできなかった。その悔しさで『二度とマリノスに行ってやるか!』と思っていた(笑)本当に帰ってきたんだなと」(水沼宏太) 他 [新体制発表会コメント] -無料記事-

 

 

マリノスは始動日の練習後、場所を日産グローバル本社日産ホールに移して2020シーズンの新体制発表会を行った。

以下、新加入選手やGTRをサプライズプレゼントされた仲川輝人、そしてクラブシップ・キャプテンに就任した栗原勇蔵氏のコメントになる。

チームは明日から石垣島で一次合宿を開始する。

 

[コメント]

FW 23 仲川 輝人

「(GTRをプレゼントされたことについて)言ってみるものだなと(笑)。GTRに負けないように走って、今年こそ23点取りたい。去年はMVPと得点王を取れたけど、自分の中ではマリノスに助けてもらったほうが大きいと思っている。その恩を少しずつ返していきたい。全然満足していない。もっともっと積み上げていかないといけない。代表では違うポジションでプレーする楽しさと難しさを感じた。代表で結果を残したわけではないので、これからも成長あるのみ。厳しく、きついシーズンになるのは心得ている。でも自分たちのサッカーをやって、勝利だけでなく内容も良くないとスッキリできない」

 

 

MF 18 水沼 宏太

「またこうしてマリノスのユニホームを着ることができるのが嬉しいし、今からドキドキワクワクしている。以前マリノスにいた時に何もできなかった。その悔しさで『二度とマリノスに行ってやるか!』と思っていたけど(笑)、いろいろなチームに行った自分を評価してくれて、2019年優勝したマリノスから声をかけてもらってとてもうれしかった。今日は選手もスタッフもグラウンドも前にいた時と違っていて、とにかく新鮮だった。マリノスのエンブレムがついたユニホームを着ると、本当に帰ってきたんだなと思うし、憧れていたチームはマリノスだったんだ、と心の底から湧き上がってくる。優勝したマリノスからオファーが来たのは連覇するためだと思う。それがうれしかった。昔とは違うというところを見せたい。攻撃的なチームで運動量のない選手は試合に出ていないイメージ。自分は今いる選手とは違うタイプだと思うけど、いないタイプとして認めてもらいたい。このサッカーをまだやっていないので正直イメージはないけど、マリノスの選手として点を取るイメージはできている」

 

 

DF 24 前 貴之

「周りはみんなレベルが高いと思うので、早くそのレベルに近づいてチームの雰囲気に溶け込んでいきたい。基本的にはサイドバックとして見てもらっていると思う。中に入るプレーは前のチームでやってきた部分でもある。与えられたポジションで貢献できるように、いろいろな選手のプレーを見ていきたい」

 

 

GK 21 梶川 裕嗣

「徳島では試合に出させてもらうことができて成長できたと思う。マリノスと徳島はサッカーのスタイルが似ていると思うし、求められるものも近い。J1の試合を見るタイミングがある時はマリノスのサッカーを見るようにしていた。練習内容も徳島とあまり変わらないと思うので、早く順応していきたい」

 

 

DF 2 山本義道

「J2ではやれるという手ごたえがあるので、それがJ1でどこまで通用するか楽しみ。金沢に加入した時に2年契約で、その2年でJ1へ行こうと自分の中で決めていた。それは自分が思い描いていたとおりになったので、これからもっと頑張りたい。金沢はどちらかというと守備的なチームで、そこはみっちりやってきたつもり。ビルドアップに苦手意識はないし、これから攻撃のことも学んでいきたい」

 

 

MF 41 仙頭啓矢

「去年ずっとマリノスのサッカーを見ていてとても魅力的だった。チャンピオンチームをリスペクトしているし、そのチームでプレーできるのが楽しみ。自分は大卒なので、J1でやるためにはあまり時間がなかった。ここに来たことがゴールではなく、もっと成長していきたい。自分はゴールやアシストで価値を証明したい。プロ1年目からボランチより前のポジションすべてをやってきた。その経験を生かしていきたい。ポジション争いは厳しいと思うけど、自分も武器を持たずにやって来たわけではない」

 

 

MF 20 杉本竜士

「オファーをもらってシンプルにうれしかった。マリノスのサッカーはスピーディーで、今のトレンドのようなサッカーをしていると感じた。でも外から見ているだけなので、中に入ってから早く戦術を理解して、ひとつのピースになっていきたい」

 

FW 45 オナイウ阿道

「去年は二桁得点取れたけど、そこから点を取れなくなってしまったという反省がある。今年はもっと点を取れるということころを見せたい。いろいろな監督の下でプレーするのは良い経験になるし、去年もそれに順応できたと思う。まずは先述をしっかり理解したい。マリノスはスタイルがしっかりしているので、その中で自分がどうやって点を取るのか楽しみ。ポジション争いはどこのチームでもあること。他の選手にはない自分の特徴があると思うので、競争に勝って試合に出た時は結果を残したい」

 

 

DF 29 池田 航

「去年はユースの選手として練習に参加していて、あまり自分を出せなかった。練習では普通だったと思うけど、コミュニケーションの部分で遠慮があった。今日の練習ではプロとして臨んで、自分から要求することもできた。少ない練習試合の中である程度自分を出せたと思う。中にポジションを取るプレーはユースの時でもやっていたので、そのプレーには馴染めているはず」

 

 

GK 31 オビ パウエル オビンナ

「こうして新体制発表会という場で多くのサポーターの前に立たせてもらって、あらためてプロになったんだなと実感した。去年はリーグ優勝という貴重な経験もできたので感謝している。ただ直接的に試合に絡むことはできなかった。その中でも貪欲に練習に取り組んでいて、自分に足りないものも感じた。今年はもっと精進していきたい。シゲさん(松永GKコーチ)の練習はチームのスタイルだけでなく自分の身体能力も考えてアドバイスをくれるので納得することが多い。もっと成長できると思うし、もっとやらなければいけないという気付きを与えてもらっている」

 

 

栗原 勇蔵 クラブシップ・キャプテン

「クラブシップ・キャプテンが何をやるかというと、まだ何も決まっていないです(笑)。ひとまず宮崎のキャンプツアーをやります。最初は40人くらい集まったらいいなと思っていて、10人くらいだったら中止にしようと思っていたけど、なんと50人も集まってくれて、本当にありがとうございました。今後いろいろ考えてやっていきたいと思うんですが、選手や会社の人と話して、いろいろできたらいいと思います。サポーターからの意見もたくさん聞かせてもらえるとありがたいです」

 

 

 

※ヨコハマ・エクスプレスでは、今年も明日からの二つのキャンプをフルカバーで現地密着取材いたします。
新戦力やキャンプだからこそのレポートを、すべて現地取材でお伝えできるのはヨコハマ・エクスプレスだけ。
ぜひともお楽しみください。(編集部)

 

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