強烈なシュートを連発していたオナイウ阿道について、GKパク・イルギュは「パンチ力がある」と舌を巻く [石垣島キャンプレポート3日目]
12日から石垣島での一次キャンプをスタートさせているマリノスは、今日の午前中にさっそく11対11のゲーム形式(コートはやや小さめ)で戦術確認を行った。
その指揮を執ったのはアーサー・パパスヘッドコーチではなく、ボスこそアンジェ・ポステコグルー監督。普段の練習は少し離れた位置から静かに観察していることの多い指揮官が、グラウンド中央付近で身振り手振りを加えて選手に指示を出していく。こうして緊張感の高まったグラウンドでは、練習が自然と熱を帯びていった。
注目のメンバー編成については、昨季も在籍していた既存選手と新加入選手をミックスするような形を採用。主力組と控え組という概念ではなく、あくまでも全員が同じスタイルを共有するために時間を割いたと考えていいだろう。
例えばセンターバックのポジションだけを切り取っても、ビブス組は畠中槙之輔と山本義道がコンビを組み、ビブスなし組はチアゴ・マルチンスと伊藤槙人というセットになった。畠中&チアゴのコンビネーションは出来上がっており、山本の戦術理解度を高めながら伊藤のフィット具合を確認するために、昨季レギュラーの鉄板コンビを一時的に解体したというわけだ。
ツエーゲン金沢から加入した山本は「めちゃくちゃ楽しい。練習が楽しく仕方ない。自分がどんどん上手くなっていることを感じる」と声を弾ませた。レベルの高い環境でのトレーニングに対してポジティブに取り組み、新たなサッカー観を手に入れるために奮闘している。
その他の新加入選手に目を移すと….
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