「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「練習の雰囲気は素晴らしい。チーム全員で刺激し合って、成長し合える環境を作れている」(喜田拓也) 。そんなチームの原動力となっている一人の選手とは・・・ [石垣島キャンプ総括]

 

 

チームを取り巻く空気感が昨季とよく似ている。

練習中と練習後のオンとオフの雰囲気や、ゲーム形式後に勝利チームが写真撮影を要求する様子、あるいは仲間の誕生日をチームメイト全員で祝うイベントも、昨季から大きく変わらない。

実質的にキャンプの打ち上げとなった昨日の練習試合後、喜田拓也はこんな言葉で今のチームを表現した。

「練習の雰囲気は素晴らしい。緩くないし、締まっていて、でもみんな仲が良くて、リスペクトし合えている。チーム全員で刺激し合って、成長し合える環境を作れている。それは当たり前ではなく、すごく素晴らしいこと」

 そのとおりで、決して当たり前ではない。

新チームは27人でスタートした。そのうち新加入選手は9人なので、ちょうど3分1が入れ替わった計算になる。チームは生き物で、毎年顔ぶれが入れ替わる。監督やサッカーのスタイルが変わらなくても、これだけの人数が入れ替われば、良くも悪くもチームは少なからず変化するのが普通だ。

それなのに、冒頭でも述べたように空気感が似ている。

 

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