「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「一番前のポジションをやっている以上、数字は大切。明日も目に見える結果を残したい」(仙頭)・「新加入選手はみんな能力が高い」(高野) 他 [宮崎キャンプレポ 2日目]

 

宮崎キャンプ2日目は午前・午後の二部練習を実施した。いずれの時間帯もフィールドプレーヤーをふたつのグループに分け、フォーメーション練習などで戦術確認を行った。

このメンバー分けが、そのまま明日の練習試合(対徳島ヴォルティス)に出場するグループになる可能性が高い。今日の練習を参考に予想するならば、スタートからピッチに立つメンバーには昨季の主力クラスの大半が顔を揃えるだろう。

そこに伊藤槙人とオナイウ阿道が組み込まれるのではないか。つまりエジガル・ジュニオと畠中槙之輔が負傷離脱したために、昨季の主力クラスが抜けたポジションである。伊藤とオナイウにとっては早くもチャンスが到来した格好だ。

対して、2本目以降に出場するチームは新加入選手が過半数を占める。石垣島では既存戦力と新戦力をミックスする形だっただけに、新戦力が多く集まったチームがどれだけ機能するかが見どころになる。

Jクラブとの今季初の対外試合は、新チーム立ち上げからやってきたことの確認の場であり、中間テストの意味合いを持つ。ここでアピールに成功した選手が、激しいポジション争いでわずかに抜け出すことになるだろう。

 

 

 

[コメント]

MF 7 大津 祐樹

「キャンプでは率先してワイワイしている。でも練習で雰囲気を引き締めるところとしっかり使い分けられている。新しい選手が加わっても、去年と同じような雰囲気でやれているし、そうあるべきだと思っている。これから実戦形式が多くなって、ピッチ内での内容や結果についてはいろいろなことがあると思うけど、それを取り巻く環境や状況は自分たちで作り上げることができる。自分自身、今までの経験でもそういった一体感を欠いていたために勝てない、優勝できないということがあった。去年はチーム一丸となって戦えた結果として優勝できたので、今年も引き続きみんなでチームを作っていきたい」

 

 

GK 1 パク イルギュ

「石垣島ではシーズンを戦う体作りのトレーニングという感じだったけど、宮崎ではより実戦に近い内容になってきている。GKとしては動く範囲や量が増えることで負荷も高まる。そういった環境で、自分自身はもっと成長できるはず。去年はチームも個人もとても良いシーズンだった。だからこそ今年が勝負。新加入選手も加わって、新しい競争が始まっている。もちろん自分がGK陣を引っ張っていくという覚悟は持っているし、オレがみんなを鼓舞していく。おごりではなく、そういった自覚を持って日々を過ごして、結果にもこだわっていきたい」

 

 

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