「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「自分がGK陣を引っ張っていくという覚悟は持っている」 パク・イルギュの進化はGK陣全体のパフォーマンス向上に直結する。[宮崎キャンプレポ 4日目]

 

 

昨日の徳島ヴォルティスとの練習試合では45分×3本のプレータイムを、4人のGKがほぼ均等に分けてプレーした。

1本目のスタートから順番にパク・イルギュ、梶川裕嗣、中林洋次、オビ・パウエル・オビンナ。優勝メンバーのパクがレギュラー候補最右翼なのは間違いないが、2番手以降の順番が現在の序列とは限らない。

 

 

石垣島での一次キャンプから、フィールドプレーヤーを合わせて最も調子が良さそうに見えるのは中林だ。昨夏に加入し、最終戦でのパクの退場をうけて緊急出場。落ち着いたプレーで指揮官からの信頼を高めた。

 

 

今季は心身ともに充実している様子。その理由を「去年は途中加入だったので気を使っている部分があったかもしれない。でもその半年が今の余裕につながっているし、力みがない状態で過ごせている」と自己分析する。

チーム最年長らしい落ち着きも魅力で、ACLでのプレー経験も必ずやチームの力になるだろう。「特にアウェイゲームは異様な雰囲気になるけど、楽しんだ者勝ち」と早くもアジアの舞台をにらんでいた。

徳島戦では梶川もファインセーブ連発で存在感を示した。

 

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