マリノスの文化、スタイル構築の意味(2)-蒼井真理コラム-
大宮戦は、1人少ない相手を最後まで崩しきることができずスコアレスドローに終わった。前半は富澤とアンドリューの両ボランチが良い距離感を保ち、ビルドアップの軸となっていた。1人が最終ライン付近まで落ちて起点となり、もう1人が中盤のセンターで相手守備ブロックの内側でパスを引き出す。マルキーニョスを欠く前線はアタッキングサードでの工夫を欠いたが、富澤とアンドリューの展開力を生かした遅攻のスタート部分は、かなり上手く機能していた。
しかし後半、大宮のズラタンが退場し1人多くなったことはマリノスに必ずしも優位な状況とならなかった。
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