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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

後半、マリノスのエンジンが点火した。「ハイオクのガソリンになれた」そう話したのは遠藤渓太だった [ゼロックス杯 神戸戦レビュー]

前半が終了し、ポステコグルー監督は力なく首を横に振った。

1-2というスコアが問題ではなかった。ミス絡みの失点も理由ではない。マリノスのサッカーができていないことに落胆した。

 

 

ロッカールームに引き上げてきた選手たちに話を始めた。怒るのではなく、淡々と伝えた。

「すごく残念だ。今までで一番ひどい内容だ。積み上げてきたことがまったく出せていない。これでは2年前と同じじゃないか」

 就任当初はスタイルを理解し、構築するのに時間が必要だった。エクスキューズかもしれないが、指揮官からすれば織り込み済みの理由だった。

就任2年目に優勝という結果が出た。苦労してスタイルを作り上げたチーム全員、全体へのご褒美である。

それなのに3年目の最初に逆戻りしたことが悲しかった。

もちろん、さまざまな理由や原因があるだろう。新シーズン始動から1ヵ月も経っていないのだから、コンディションも試合勘も万全のはずがない。ヴィッセル神戸が立ち上がりから積極的にプレッシャーをかけてきたのも事実だ。

しかしながら、どれを差し引いても納得できるパフォーマンスではなかった。マリノスはこんなものではない。誰よりもチームを信じ、誇りに思っている指揮官は、あえて怒ろうとはしなかった。

迎えた後半、マリノスのエンジンが点火する。

「ハイオクのガソリンになれた」

 そう話して一定の手ごたえをつかんだのは遠藤渓太だ。

 

 

 

 

 

ヨコエク

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