「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

マリノスユースの新3年生、エースとして期待されている津久井匠海は、ACLメンバー30人に登録済。今後の活躍に注目 [ネクストジェネレーションマッチ]

 

 

ゼロックス・スーパーカップの前座試合として行われた横浜F・マリノスユースと日本高校サッカー選抜の一戦は、マリノスユースが3対2で勝利した。

膠着した展開で迎えた32分、中村翼が得意の左足で決めて先制に成功する。後半立ち上がりの47分にも中村が、今度は右足でGKの股を抜く技ありシュートで追加点。

 

 

その後、高校選抜に1点を返されるも75分に星野創輝がチーム3点目を挙げて突き放し、最後は3-2のスコアで勝利した。

2得点で勝利に貢献したキャプテンの中村は「80分間通して苦しい時間もあったけど、攻守ともにハードワークして戦えたのはよかった」と満足げに試合を総括。プレミアリーグを戦う2020シーズンに向けては「去年、先輩たちを中心にプレミア昇格できた。今年は自分たちがその舞台でしっかりプレーしたい」と意気込みを語った。

この日、新エースとして期待されている津久井匠海はシュート2本を放ったが無得点。「FWは相手ゴールに一番近い選手。ゴールを決めたかったけど決定機を外してしまった」と唇を噛んだ。

 

 

それでも局面によっては力強いキープや正確なラストパスなど質の高いプレーを披露した。1月にトップチームが行った石垣島キャンプに参加し、ミニゲームでゴールを量産するなど存在感を発揮。「プロの選手と一緒にトレーニングできて、一番高いレベルを感覚として持てた。そのおかげで今日は余裕を持ってプレーできた」と新たな手ごたえを得た。

 

 

津久井はトップチームが戦うACLメンバー30人に登録されている。

 

ヨコエク

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