渡辺皓太が自身に課すテーマは3つ。 「技術的な質を高める。自信を持ってプレーする。そしてチャレンジする」 ポジション奪取への鍵はそこにある
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「ボランチが4人いて、今の自分は一番下。誰が見てもそうだと思うし、力不足なのは間違いない。その状況をひっくり返したい」
渡辺皓太は現状をそうにらみ、反攻に向けてモチベーションを高めている。
喜田拓也と扇原貴宏のダブルボランチは昨季に引き続き主力を担う。個々の能力の高さはもちろんのこと、ともにキャプテンを担う存在感はチームに欠かせない。チーム戦術とチームメイトの特徴を熟知している強みも持つ“鉄板コンビ”だ。
そこに割って入ろうとしているのが、キャンプから好調な和田拓也だ。優勝を決めた昨季最終戦・FC東京戦でボランチとして先発し、水準以上のパフォーマンスを見せてポステコグルー監督の信頼を勝ち取った。富士ゼロックス・スーパーカップ神戸戦とACL第2節・シドニーFC戦でも途中出場しているように、今季に入ってから出場機会を増やしている。
対して、渡辺はここまでに消化した4試合の公式戦で一度もピッチに立っていない。それが自身を「一番下」と話す理由だが、だとすれば現在の中断期間はポジティブに働くかもしれない。
本人もそれを理解している。
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