「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(MOMについて)どうでもいいっす」(藤田)・「今度はプレシーズンマッチではなく真剣勝負で戦いたい」(六反)+マルキ・兵藤他 [マンチェスターU戦後インタビュー]

【試合を終えて】
FW 18 マルキーニョス

「マンチェスター・ユナイテッドには素晴らしい選手が揃っている。各ポジションに各国の代表クラスの選手がいる。難しいゲームになるけど、こういうシチュエーションでは、自分たちにボールを持たせてくれるし、相手にもボールを持たせるというゲームになる。ただ、入り方としては相手を受けて立つつもりはなかった。リスペクトしながらも前から行こうと思っていたし、それで相手がミスしたところを自分がうまく決めることができた」

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GK 30 六反 勇治

「サイドに速い選手がいたし、自分たちより身体能力の高い選手がいた。でも日本人らしい組織的なサッカーでは前半からウチのほうが上だった。それを最後まで出せた。プレシーズンマッチとはいえ、こういった相手と対戦できる機会は限られている。監督が言う、トライしてエンジョイすることができた。今度はプレシーズンマッチではなく真剣勝負で戦いたい」

FW 19 藤田 祥史

「前半の早い時間に出て最初はうまくできていた。でも途中から中だるみしてしまった。個人的にもマルキとの関係をもっと良くしていかないといけない。相手はコンディションの問題もあったと思うけど、個人のスピードやCBの2枚も大きくて強かった。チームとしていままでやってきたことをどれだけできるか、通用するかというゲーム。結果として勝てたのは良かったけど、個人個人では思うところがあったと思う。(MOMについて)どうでもいいっす」

MF 7 兵藤 慎剛

「ドリブルで抜けると思った場面でも急に足が伸びてきたりした。そういった部分での身体能力の高さはやっぱりすごかった。あとは最後の局面での精度。ずっとフルパワーでプレーしていなくても、ここという場面はスペシャルな力を発揮する選手ばかり。ただ、全体的には相手の間でボールを受けるプレーもできたし、たくさんボールに触ってリズムを作ることもできた。個人的には楽しめたと思う」

MF 8 中町 公祐

「単純に強い。こっちが有利な体勢でのフィジカル勝負でも、相手は体幹が強いからかはね返してくる。それは普段のJリーグにはない感覚だった。強くぶつかっても簡単に倒れないから個人的にはやりやすかったけど、いつの間にか消耗していた。中盤で体を張って守備をしていると消耗する。そこから攻撃に出て行くにはパワーが必要。そういったところに世界を感じた」

 

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