「選手はシーズンオフでもベタ休みは1~2週間だけ。これだけ長い間、体を動かせていない状況はあまりない。しっかりとした準備体制と環境を整えるのが裏方としての仕事」[小倉SDに聞く vol.1]
[小倉SDに聞く vol.1]
※WEB取材は4月28日に実施
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周知の通り4月7日に発令された「緊急事態宣言」が5月末まで延長に。6月中旬を目指していたJリーグの再開は非常に困難な状況となった。
マリノスは現在、多くのクラブと同じように4月上旬からチーム活動を休止しており、以降の約4週間はWEB会議システムを使用して在宅トレーニングを行っている。今後は感染症拡大防止に努めながら、公式戦再開のタイミングを見据えてコンディションを作り直していかなければいけない。
そんな折、小倉勉スポーティングダイレクター(以下、SD)が取材に応じてくれた。約束の時間にパソコン画面の向こう側に現れた小倉SDは「この状況なので散髪に行けないんですよ」と切実に訴えながら、すべての質問に真摯な姿勢で答えてくれた。
強化部(マリノスはチーム統括本部という名称)の仕事に休みはない。Jリーグが中断し、チームの活動が休止になっても、次から次へと消化すべき課題が襲い掛かる。さまざまな不確定要素と戦いながら最善策を練るという、とにかく骨を折る作業だ。
今の主な仕事は、新型コロナウイルス感染症拡大防止への意識を高めると同時に、Jリーグ再開に向けた環境作りとなる。そのために連日にわたりWEB会議を実施しているという。
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