「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「PCR検査はガイドラインに従ってやっていく。普段やっている信念を曲げずにやっていくだけ」(ポステコグルー) [練習レポ]

マリノスは18日に全体トレーニングを実施。その後、アンジェ・ポステコグルー監督が報道陣からのリモート取材に応じた。

 

©︎Y.F.M

この日は軽めのメニューを消化した模様で、選手たちはランニングや体幹トレーニング、対面パスなどで汗を流したようだ。

 

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久しぶりに公の場で口を開いたボスは、笑顔を交えながらの落ち着いた応対。7月4日のリーグ戦再開後は過密日程になるが「自分たちのサッカーをやっていくだけ」と普段通りの口調だった。また、3人から5人に増えた交代枠などについても言及した。

以下、一問一答の全文を公開する。

[以下、一問一答全文]

アンジェ ポステコグルー 監督

――リーグ戦再開後の日程が過密になりました。その中で選手のやり繰りが必要なシーズンだと思いますが、その点についてどう考えていますか?

「おっしゃるとおりユニークな日程になってしまったが、まずは選手・スタッフが健康であることが大事だ。そういった難しい中でもやれることはたくさんあるので、ひとつひとつをクリアしながらやっていきたい」

 

――今年は長い中断があって、日本人は2011年の東日本大震災の時と同じように「スポーツは必要不可欠なものではない」と感じたかもしれない。監督は魅力的なサッカーを届けることに信念を持っていると思うが、これからマリノスが世の中に伝えたいこと、表現したいことは?

「皆さんが大変な思いをして過ごした時期だったと思うが、自分たちはオフ・ザ・ピッチのところでの情報共有を毎日やっていた。その後、グループトレーニングから始まり、今は全体練習が再開して、サッカーに関しては自分たちがやってきたことを変えずやってきた。自分たちが大事にしているのは、変えないこと。今はあまり出歩かないかなどのルールもあるが、その中で努力しながら自分たちのサッカーをやっていく」

 

――全体練習再開から2週間ほど経過したが、今のチームの状態は?

「全体練習が始まって数週間が経過し、何試合か練習試合もこなしている。コンディションはチーム全体として良い調子だ。難しい状況の中でも選手はよくやってくれている。試合再開までもう少し時間があるので、試合勘を取り戻せるようにやって、自分たちのサッカーを見せられるように努めていきたい」

 

――ドイツやスペインはリーグ戦を再開しているが、そちらでは準備期間が短かったせいかケガ人が出たり、試合勘の欠如が感じられる。この中断期間はどのような影響を及ぼすと考えていますか?

「どうなるかは始まってみないと分からない。ユニークな日程になっているが、自分たちはしっかり準備しているので、良い状態で臨めると思っている。それからJリーグのルールが変わって交代枠が5人になったので、上手く使わないといけない。各チームがどうやって有効利用するか分からないが、自分たちが高いレベルで臨めるようにやっていくことを考えている」

 

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――5人の交代枠はどのような影響を与えると考えていますか?

 

ヨコエク

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