前への推進力を増している天野純をスタートからボランチ起用するのはどうか。もしくは相手の間でボールを受けて局面を動かせる和田拓也も面白い [J6節横浜FC戦プレビュー]

2020年07月21日 18時01分　
カテゴリ：プレビュー

再開直後の3連戦ではメンバーを大幅に入れ替えながら、個々のプレータイムを制限していった。戦術理解度やスタイル体現度を度外視しても、まずはケガのリスクを予防して、試合勘を取り戻していく采配だった。

2度目の3連戦はどのように考えるか。18日の鹿島アントラーズ戦は、昨季から在籍していた選手ばかり（GK梶川裕嗣を除く）が先発に名を連ねた。指揮官は「ベストメンバー」という表現を決して使おうとはしないが、おそらくはマリノスのサッカーをしっかりできる11人という構成だった。

そこから中3日で迎える横浜FCとの一戦は、誰をスタメンとしてピッチに送り出すか。同じ11人になる可能性は限りなくゼロに近い。

まず試合前々日の時点で別メニュー調整だったチアゴ・マルチンスとエリキの状態が気になるところ。特にチアゴは筋肉系の違和感で鹿島戦のハーフタイムに交代した。重傷ではなかったとしても、ここで無理をする理由はあまり見当たらない。

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