戦術面ではエリキと前田大然をインサイド寄りに絞らせた“新布陣”が機能しなかった。しかし足りなかったのは成熟度の部分で、方向性が間違っていると指摘するのは早計 [J10節 大分戦レビュー]
おそらく過去最短であろう試合後の監督会見に、アンジェ・ポステコグルーの怒りがにじみ出ていた。あえて感情を隠そうとしない指揮官は、とても素直な人間だ。それくらい悔しい敗戦だったのは想像に難くない。
それでも強引にポジティブな材料を挙げるとすれば、やはりジュニオール・サントスになるのだろう。
加入から1週間も経たないこの一戦で、74分から途中出場。オナイウ阿道に代わって登場し、3トップ中央へ。1点ビハインドの展開に、チームの危機を救う活躍を期待せずにはいられなかった。
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