「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

新加入の前田大然はスプリント能力というポテンシャルを随所に見せた。次戦もオナイウ阿道を中央に、エリキを右、前田大然を左に置くか否か [J11節 清水戦プレビュー]

 

ピーター・クラモフスキー監督との再会になるが、アンジェ・ポステコグルー監督は「自分の中では、相手がどこでも、どの選手がいても、監督が誰でも、まったく関係ない」と一刀両断。感情を度外視して、一心不乱に勝利だけを目指す。

大分トリニータ戦では3トップの距離を縮めた新戦術が機能しなかった。新加入の前田大然にとってほろ苦いマリノスデビューとなったが、スプリント能力というポテンシャルは随所に見せた。あの一戦だけで見限るわけにはいかないだろう。

 

 

では今回も同じようにオナイウ阿道を中央に、エリキを右、前田大然を左に置くか否か。中3日での連戦のためトレーニングで体に叩き込む時間はほとんどない。継続路線を選ぶならば、大分戦の反省を生かしつつ、頭の中を整理して臨むしかないだろう。

 

 

ポステコグルー采配には昨年から一戦限定の布陣がある。北海道コンサドーレ札幌戦でのゼロトップ・三好康児やエリキ&マテウスが加入即先発を飾ったセレッソ大阪戦での4-6-0がそれに該当する。

 

ヨコエク

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