「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

2年前に決勝で悔し涙を呑んだ雪辱を晴らす。今季のマリノスはリーグ2連覇とACLだけにとどまらない。ルヴァンカップも勝ち獲ろう [Lカップ準々決勝 札幌戦プレビュー]

過酷な15連戦は序盤戦を終えて中盤戦へ。大分トリニータ戦から数えて6戦目はルヴァンカップ準々決勝だ。先週対戦したばかりの北海道コンサドーレ札幌と、今度はアウェイでの再戦になる。

今年のルヴァンカップは新型コロナウイルス感染拡大の影響によって大会方式が変更され、通常ならばホーム&アウェイで勝ち上がりを決める準々決勝がワンマッチ方式に。アウェイゴールという概念はない。駆け引きなしで札幌を上回らなければいけない。

ポイントはヴィッセル神戸戦から中3日のスケジュールだ。ポステコグルー監督はいつも通りに「次の試合も勝ちにこだわったメンバーで戦う。どの試合も同じモチベーションでやる」と語った。中2日であれば大幅なメンバー変更は欠かせない。しかし中3日ならば、多少のローテーションはあったとしても、チームコンセプトをしっかり体現できると見込んだ信頼できる11人が先発に並ぶのではないか。トーナメント戦をワンマッチで戦うこともそのマネジメントを後押しする。

 

 

オフェンス陣で期待したいのは、神戸戦は途中出場だったジュニオール・サントス。その試合では後半の決定機に足を滑らせ、トドメとなるゴールを決められなかった。悔恨の念を晴らすならば早いほうがいい。先週の札幌戦では2ゴールを決めており、相手も脅威に感じているはず。再びゴール量産のスタートにしたい一戦だ。

 

 

守備陣では、神戸戦をベンチから見守ったチアゴ・マルチンスに期待がかかる。

 

ヨコエク

(残り 567文字/全文: 1203文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ