「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「2年前の大会は湘南と決勝を戦って準優勝だった。自分はなかなかタイトルに上り詰めることができていないし、なんとしてもマリノスにタイトルをもたらしたい」(天野) 他 [札幌戦後コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

「カップ戦らしい試合で、両チームがアグレッシブにプレーしていた。そういう展開になるとお互いにチャンスはあまり多くない。0-1で少し難しい展開になったが、選手たちは慌てずハードワークして同点に追いつき、PKで勝利を収めることができた。」

 

――最近の札幌は中盤をマンツーマンにして戦ってくる。今日は苦労しているように見えたが、先週のホームゲームとの違いは?

「リーグ戦とカップ戦で違った流れになることはわかっていた。自分たちは特に変わったとは思っていないし、お互いがああいう展開になるとチャンスが少なくなる。それでも選手たちがリーグ戦と変わらず強さを出してくれた」

 

――今日は全員がしっかり決め切った。ゼロックス杯の経験から生きた部分は?

「とにかく枠にしっかり入れようと。選手たちが自信を持ってやっていこうと話していたので、それがゴールに結びついた」

 

――後半に天野選手を投入した狙いと、その起用が当たって天野選手が得点したことへの評価は?

「ひとりだけでなく、全員がハードワークしてくれた。自分たちのベンチの選手は常にいい準備をして、違いを出そうとしてくれている。天野は狭いスペースでコントロールし、相手を引き付けて違う展開にしていく、そういった質を持っている。オナイウもしっかり結果を残す、いいプレーをしてくれると信じているし、彼らの良さが出たと思う」

 

GK 1 パク イルギュ

――最後のキックを見事に止めたが、そのプレーを振り返ってほしい

「正直、無心だった。相手の助走と踏み込み足を見て止めた。その前の4本は考え過ぎてダメだったので、特に何も考えていなかった」

 

 

――2月のゼロックス杯のPK戦では、相手は外していたがパク選手自身は乗り切れていないように見えたが

「ゼロックス杯の時は緊張もあった。大舞台でPKをやる経験がなかったので、その経験が生きて今日は落ち着いていた。決められても落ち着いて、いいパフォーマンスを出すことに集中して、それで5本目にしっかり対応できたのかなと思う」

 

――テレビのインタビューで「ゼロックス杯でのモヤモヤした気持ちを晴らしたかった」と話していたが、それが良い方向に出た?

「ゼロックス杯ではチームを助けることができなかった。そういった場があれば、次はチームの助けになりたいと思っていた。そういう場面で仕事ができてホッとしたし、チームに信頼してもらえるようなプレーができたと思う」

 

 

――今日はビルドアップで出しどころがなくてロングボールを使っていたように見えた

 

 

ヨコエク

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