「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(川崎で警戒する選手は?)「誰か特定できないくらいほぼ全員を警戒しないといけない。気を抜いたら点を取られてしまう」(畠中) 他 [川崎戦前コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

――川崎フロンターレは攻撃的なチームだが、マリノスとはタイプが異なって走行距離が短い。どのような印象を持っている?

「いいゲームを繰り広げられると思う。日本に来て3年になるが、川崎との試合は常にいいゲームになる。川崎は常にゴールを狙っている印象だ。我々にとってはチャレンジになるが、アグレッシブで質の高いサッカーになるだろう。両チームがボールを保持してゴールを狙う。楽しみにしている」

 

――マリノスがフロンターレを上回るためのポイントは?

「何かひとつで表すのは難しい。タフなスケジュールの中で、互いに3日前に試合をしている。選手も代わってくるだろうし、それを楽しみたい。質の高いサッカーが見せられると思うし、いい形で自分たちのサッカーをやっていきたい」

 

――川崎は安定感のある試合をしていて、現在リーグの首位を独走している。今後のシーズンを見据えたうえで、明日の試合の位置付けは?

「自分たちは相手がどこでも変わらずいい試合をしたいと思っている。ここ何年も川崎はいいサッカー、面白いサッカーをしている。自分たちはしっかり自分たちのサッカーを出すこと」

 

――水曜日に試合を行って、木曜日に帰ってきて、準備時間は限られていると思う。選手たちのコンディションは?

「ケガ人がいないのは良いこと。練習という練習がなかなかできない中で水曜日に試合をやって、木曜日に帰ってきて、金曜日に調整した。みんなコンディションはいいと思うし、ケガ人がいないのは本当に良いこと」

 

――過密日程の中でもしっかりとしたスタイルがあることはポジティブな要素なのでは?

「タフなスケジュールで気候も暑い中で移動もあって、全員が必要になっている。誰が出場してもいい状態でやっていくことが大事。ケガ人を出さずにやっていくのは簡単なことではない。その中で質の高いパフォーマンスを出せるように準備することが大事だと思う」

 

 

 

FW 23 仲川 輝人

――明日のフロンターレ戦に向けて考えていることは?

「まずコンディションを整えることを最優先にしている。優勝するために倒さなければいけない相手だと思う。フロンターレはこの前の試合も大量得点で勝っていて勢いがある。でも自分たちはここ数試合負けていないので、好調同士で戦えるいい機会。自分たちの力を試すいい機会だと思う」

 

――どういったところを警戒して、ポイントになる部分は?

「前からのプレスでボールを奪ってショートカウンターで得点につなげている印象が強い。自分たちはそれで後ろからボールをつなぐし、プレスをかわせればチャンスになる。後ろのつなぎでの小さなミスをなくせば、いい戦いができる」

 

――ボールを動かしながら走り勝つこともポイントになると思う。中2日だがコンディション面は?

「ルヴァンカップを戦ったチームはどこも同じだし、フロンターレもそういった状態だと思う。それを言い訳にしてはいけない。札幌のことは忘れて、明日のフロンターレ戦のことを考えるだけ。何度も言っているけど、90分間自分たちのサッカーをやり通すだけ」

 

 

――仲川選手が復帰してからチームは4勝1分で、リーグ戦では2試合連続ゴール中。チームの調子と連動している点について感じていることは?

 

 

ヨコエク

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