「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ホームでは今シーズン負けていない」(榎本)・「カンペーさんとはすごくやりやすい」(中町) [セレッソ戦前コメント]

【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督

「ここからカウントダウン。残り5試合でどの位置にいるか。だから、そのためにここからの5試合が当然、大事になってくる。残留争いしているチームとの対戦を多く残しているし、3位に入れるかどうかのチームとの対戦も多い。今回のセレッソをその気にさせないためにここで勝つと与えるダメージは大きい。セレッソは若い選手が多いし、勢いに乗ったら強い。しっかり叩きたい。いや、叩かないといけない。
(小林の出場停止について)ここからのどのチームも出場停止が増えるのでチーム力を試される。累積3枚の選手も多いけど2人、3人と重なって出場停止にならないことが大事。ウチもそうだけど、セレッソにも出場停止の選手はいるから。小林はたしかにここまである程度固定してきた選手。でも天皇杯の後半から奈良輪を右SBとしてトライさせることができた。左右両方できるけど本来は右サイドの選手だし、本来の力が出せると思う。
(柿谷について)前回の対戦でもやられている。ちょっとしたスペースで決定的な仕事をする。間違いなく要注意人物。それからシンプリシオもとてもいい選手だし、フロンターレ戦を見たら杉本にも注意が必要だと感じた」

GK 1 榎本 哲也

「ここは本当に踏ん張りどころ。ホームでは今シーズン負けていないので、その流れを継続させたい。前回のセレッソ戦は柿谷にやられた。スルーパスに抜け出すとワンタッチ目がうまいので止めるのは難しい。だからそういった場面を作られないことが大事になる。ボールを持たされている感じになるのではなく、チーム全体として積極的に攻めることが大切。ボールにプレッシャーを与えつつ、ラインを上げてコンパクトに保ちたい。GKの守備範囲が広くなっても、そこは自分次第でいい」

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DF 24 奈良輪 雄太

「天皇杯での自分のパフォーマンスに納得していない部分はある。でも90分間最後までピッチに立てたことは今後につなげたい。ポジションとしても左右SBの両方をできた。周りとの兼ね合いもあるけど、右のほうがスムーズにできた。隣にいる(栗原)勇蔵くんや前にいるヒョウくん(兵藤)が気をつかってくれている部分も大きいと思う。パンゾーくん(小林)とタイプが違うし、同じプレーは絶対にできない。パンゾーくんには『プレーの選択肢を増やしたらいいんじゃない?』というアドバイスをもらったので、それを意識してプレーしたい」

MF 8 中町 公祐

「次のセレッソ戦がとても大事な一戦になる。ここでしっかり勝てれば大宮や柏に負けたことを忘れられるし、仕切り直しになる。でも負けてしまうとズルズルいってしまう。勝ち点差も詰まってしまう。カンペーさん(富澤)とはすごくやりやすい。気が利く選手なので、何も言わなくてもポジションをとってくれる。自分とカンペーさんとシュンさん(中村)のところで相手の中盤を上回れればチームとしても優位に立てる。負けたあとの次のゲームでしっかりプレーできるチームが強いチームだと思う」

 

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