「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

畠中槙之輔が5試合ぶりに先発復帰か。畠中が3バックの左に戻ってくれば、ボールの回りは格段にスムーズさを増す [J20節 神戸戦プレビュー]

 

ヴィッセル神戸戦に向けて記述する前に。

昨日2日、マリノスはユース所属のMF植田啓太(18)とGK寺門陸(17)が2021シーズンからトップチームに昇格することが決定したと発表した。同時に2選手は2020シーズンの公式戦に出場可能な2種登録選手として登録された。

 

 

植田は両足を正確に使ってのゲームメイク能力が持ち味のボランチ。背筋をピンと張った立ち姿が美しく、しっかりと視野を確保しながらプレーできる選手だ。寺門は1年次からプレシーズンキャンプに参加しており、先輩たちの背中を追いかけながら技術とフィジカルを向上させればチャンスがあるだろう。

 

 

2020シーズンのリーグ戦は急ぎ足で約3分の2を消化し、残すは12試合。そして気がつけば10月。通常ならばシーズン終盤に差し掛かり、そろそろ来季に向けた動きが水面下で加速する時期だ。そういった点で、植田と寺門のトップチーム昇格発表も驚くようなタイミングではない。

付け加えるならば、昨日発表された日程によるとシーズン最終盤はAFCチャンピオンズリーグの日程変更の影響で、2チーム作れる選手数が必要になる。海外で公式戦を行う場合、帰国しても隔離期間が必要なためで、さらにケガ人が絶えない状況を考えるとユース所属選手にも出場のチャンスがあるかもしれない。

 

 

 

本題をチームの現況に戻す。依然としてケガ人が多い状況だが、今節は畠中槙之輔が5試合ぶりに先発復帰するかもしれない。

 

 

 

ヨコエク

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