「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

新加入が内定した筑波大学・角田涼太朗(21)の評価は高い。 すでに今週からトレーニングに合流し、柏戦はスタンドから見学。明日の大分戦でメンバー入りの可能性も


大学サッカー界屈指のDFがマリノス加入を決意した。

マリノスは9日、筑波大学3年生のDF角田涼太朗(21)の2022シーズン加入内定を発表した。

角田は浦和レッズジュニアユースから前橋育英高校を経て筑波大学に進学。高校時代には全国高校サッカー選手権で優勝し、昨年はU-20日本代表の一員として欧州遠征にも参加した国際経験を持っている。

182cm77kgと一定水準以上のサイズがある左利きのセンターバックは希少価値が高い。最大の特徴は足元の技術と正確なフィードで、ポゼッションをベースとするマリノスのスタイルにフィットすること間違いなしだろう。

今季は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学生がJクラブの練習に参加することは原則として禁止されていた。そんな状況下でもマリノスは大学リーグで高いパフォーマンスを見せていた角田に早くから注目し、他のJクラブとの争奪戦を制した。

マリノスのセンターバックは9月の段階で實藤友紀と畠中槙之輔が負傷離脱し、台所は火の車状態だった。そのため10月2日に開いた第3の登録ウインドーでの移籍獲得も考えられたが、角田を獲得すると同時に特別指定選手に登録することで戦い抜けると判断した。

そういった経緯から考えて角田への評価はとても高い。

 

ヨコエク

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