「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

マリノスデビューを飾ったばかりの高丘陽平は、とにかく場数を踏んでアタッキングフットボールを体に染み込ませたい [J31節 鹿島戦プレビュー]

 22連戦が終わってようやくひと息つき、マリノスは次なるステップへ進む。

 サンフレッチェ広島戦から中5日で明日の鹿島アントラーズ戦に臨む。移動日ともう1日の2日間をオフに設定し「とにかくリカバリーに努めた」とアンジェ・ポステコグルー監督。連戦の疲労を少しでも回復することが重要で、このタイミングでの新たな試みは難しい。

 マリノスらしいサッカーを披露したい。明日の鹿島戦に始まり、11日の湘南ベルマーレ戦、14日の浦和レッズ戦、そして18日の川崎フロンターレ戦のテーマだ。自分たちのサッカーに確固たる自信を得て、アジアの舞台での勇躍を目指す。

 例えば広島戦でマリノスデビューを飾ったばかりの高丘陽平は、とにかく場数を踏んでアタッキングフットボールを体に染み込ませたい。頭で想像していたことと実際のプレーは少なからず違いがあったはずで、細かいポジショニングはピッチに立たなければ身につけられない。

 

 

 その中でも自慢のロングキック1本で戦況を大きく変えるプレーがあったのは大きな収穫で、チームメイトも高丘のプレーを理解できたはず。トライ&エラーが大切で、トライなくしてエラーはない。広島戦前にも述べたように、これからの試合で大きなエラー、つまり失点に直結するミスも起きるだろうが、それはまったくネガティブな事象ではない。

 

 

 今節は畠中槙之輔が累積警告で出場停止となり、同じく出場停止から復帰する伊藤槙人が先発に戻ってくる可能性が高い。

 

ヨコエク

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