2020.11.02

「この3ヵ月ですごく成長したと思うし、プレーの幅も広がった。連戦であまり練習できなかったけど、課題が多く見つかった中で日々考えて行動することが大事だと感じた」(松田) 他 [鹿島戦前コメント]

2020年11月02日 18時46分　
カテゴリ： Jリーグ • 選手コメント

[コメント]

アンジェポステコグルー　監督

——22連戦が終わった。明日の試合に向けて、どこに重点を置いて調整した？

「とにかく休ませることに重点を置いていた。73日で22連戦をやって、練習という練習はできなかった。今回の鹿島戦に向けてもしっかりリカバリーすることが重要だった。この試合が終われば次の試合は8日後なので、練習できなかった部分を練習する時間ができると思う。まずは明日に向けてしっかり準備したい」

——オフを除いた日の練習はリカバリー中心だったのか？それと戦術的な修正を加えたのか？

「戦術ではなくリカバリーだった。体をしっかり戻すこと。これ以上、ケガ人を出したくないということがあるし、悪化させたくもない。全員にとってリカバリーが重要だった」

——鹿島戦はオリジナル10同士として28年間続いている伝統的な一戦になる。どういった戦いをする？

「毎年、毎回、鹿島とはいいゲームが展開されている印象だ。日本に来てからのこの3年間、いつも簡単な試合にはならない。鹿島は監督や選手が入れ替わってスタートのところで難しかったかもしれないが、力のあるチームだし明日も難しい試合になるだろう」

——仲川選手など別メニュー調整が続いている選手の状態は？ ACLを見据えてリスクを冒さない考え方もあるのか？

「仲川と高野はだいぶ良くなっているが、鹿島戦は難しいと思う。その後は8日後なので、しっかり準備すれば仲川は湘南戦に出場できるのではないか。高野はそのさらに後になるかもしれない」

——残りの試合数が少ないため順位表を読みにくい状況をどのように考えている？

「一番重要なのは、順位どうこうではない。今シーズンはいつもと違った不思議なシーズンになった。ACLまでに4試合、そして最後に1試合あるが、自分たちのサッカーをすることが重要になる。今の順位に満足していないが、しっかりと自分たちのサッカーをやっても負けた試合がある。このスケジュールの中で自分たちのサッカーをすることについて浮き沈みはあったが、最後まで続けていきたい」

——昨日、川崎フロンターレ中村憲剛選手が現役引退を発表した。どのような感想を持った？

「自分が日本に来る前から彼のことは知っていた。実際に対戦した時でも素晴らしい選手のひとりだと感じていた。川崎フロンターレは彼という選手がいたことを誇りに思っているだろうし、日本サッカーにすごい影響力を植え付けてくれたひとりだと思う。40歳という年齢までプレーを続けて、この前の試合でもしっかりゴールを決めた。川崎は強いチームのひとつだと思うが、その中で彼がやってきたことは素晴らしい。彼が自分で決断し、引退してチームを去り、選手としての幕を閉じる。自分では引退を決められずチームの判断で引退する選手もいるが、彼は自分の判断で引退する。今年は川崎が優勝すると思うが、その中で綺麗な形で幕を閉じる。素晴らしい判断をしたと思うし、日本サッカーにもたらしことは大きい。これからの発展にも貢献してくれると思うので楽しみにしている」

DF 13 チアゴマルチンス

——広島戦が復帰戦になった。現在のコンディションをどのように感じている？

「フィジカル面は問題なくできたと思う。監督に言われたことはすべてできた。あとは自信を持ってパフォーマンスを維持していきたい」