「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(浦和戦後の挨拶で「1人ひとりの気持ちを合わせて」の応援チャントの一節を使ったのは)「今年の状況的にもチーム的にも合っている。気づいてもらえればいいなと思って、使わせてもらった」(喜田) 他 [川崎戦前コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

――前回の川崎フロンターレ戦以降、選手の立ち位置を変える取り組みをしてきた。選手の疲労や組み合わせといった理由もあったと思うが、選手に何を求めていた?

「今シーズンは自分たちだけでなくどのチームも大変だった。いろいろやり方を変えた部分はあるが、芯となる部分はまったく変わっていない。やるべきことに変わりはない。選手が100%の状態でなければ違うポジションになるし、ケガ人が出ないようにフレッシュな選手を使っていこうと思っていた。立ち位置が変わったとしてもベースは変わらない。自分たちが目標としていたところに到達できなかったのは残念だが、難しい状況でもポゼッション率もゴール数もしっかり残している」

 

 

――ACL前、国内でのラストゲームとなる川崎フロンターレ戦に向けての意気込みは?

「川崎との試合はいつもいいゲームになるので楽しみにしている。今シーズン、川崎はコンスタントに力を発揮していて、優勝に値するチームだと思う。ACLでは強いチームと戦わなければいけない。ACL前に川崎と戦えるのはいい準備とも考えられる。いいゲームになると思うし、前回の対戦もいいゲームができた。水曜日もいいゲームにしていきたい」

 

――良さを出せている時と出せていない時の差はどうして生まれたのか?

「この数ヵ月で32試合をこなすのはありえない。この短期間で自分たちのサッカーを高いレベルで続けていくのは本当に大変なこと。それをやらなければいけないのであれば、やり方を変えなければいけない。自分たちのサッカーをしていくのは難しかった。選手たちは文句も言わず、戦う意識を持って毎試合臨んでいた。この経験が必ずや力となって生きると思う。こんなシーズンはもうないと思うし、願っている。選手たちは高い意識を持って常にやってくれた」

 

――この経験はACLに生きていく?

「やってみないとわからない。ACLは普段と違うだろうし、試合数もたくさんある。ACLでもいいパフォーマンスを出せるように準備したい」

 

――浦和戦で前田選手が前半のみで交代した。明後日の試合に向けて彼の状態は?

「足首を少し打撲したと聞いている。大きなケガではないが、様子を見ながら水曜日に向けて判断していきたい。でも大きなケガではないと聞いている」

 

 

 

DF 19 實藤 友紀

――浦和戦は16試合ぶりの出場だった。あらためて振り返ってほしい

「前節から先発を9人入れ替えて、なかなか出場できていないメンバーや、チャンスを生かしたいという選手が集まっていた。自分にとっても復帰戦だったし、3連敗している状況もあったし、マリノスらしいサッカーを見せたいと思っていた。その中でいい結果が出て本当によかったと思う」

 

 

――1点目と3点目の起点となる縦パスを出したと思う。相手のセンターバックとボランチの間を狙っていたように見えたが、その意識は?

 

 

ヨコエク

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