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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ケガで試合に出場できない状況で、(松田)詠太郎にはウイングの立ち位置や役割の話をしました。どういった形でもいいからチームに貢献したかった [仲川輝人インタビュー(前編)]

【仲川輝人選手インタビュー(前編)】

実施日:117日(土)

インタビュー・文:藤井 雅彦

 

 

 これほどまでに苦しむシーズンを過ごすことは、想像していなかった。

 度重なる負傷に見舞われ、本来の力をまったく発揮できなかった。

 それでも仲川輝人は、何度でも前を向く。

 柏レイソル戦での負傷も「後悔はしていない」と言い切った。

 ピッチに帰ってきた背番号23は、これからどんなプレーを見せてくれるのだろうか。

 耳をすませば、復活の足音が聴こえてくる。

 

 

――最初に、2020年ここまではどんなシーズンですか?

「とにかく悔しいシーズンでした。自分自身が情けない気持ちでいっぱいです。ケガをしている時間が長くて、チームのために何もできなかった。不甲斐なさを感じていますし、まともにサッカーをしていない感じです」

 

――負傷に悩まされたシーズンだったと思います。その原因をどのように分析していますか?

「新型コロナウイルスの影響による中断期間があって、その影響でプロになってから経験したことのない過密日程になりました。去年はあまり連戦がなかったので、試合が終わってから次の週末までしっかりコンディションを整えることができた。でも今年は中23日ですぐに次の試合がやってくる。特に22連戦の最中は練習らしい練習をする時間がなかったですし、リカバリーに専念しても疲労すべてを回復させるのは難しかった。それで見えない疲労が蓄積した影響でケガが増えてしまったのかなと」

 

 

 

――試合に向かうリズムやルーティーンの重要性を強く感じたシーズンだった?

F・マリノスは走行距離とスプリント数が多いサッカーです。それはスタイルなので、連戦でも変わらず貫くべきだと思っていますし、自分自身もそのつもりでプレーしていました。ただ、何かもう少し気を付けることができた部分はなかったのかと思う自分もいます。

 例えば、去年までの自分のルーティーンに『温泉に浸かって疲労回復』がありました。でも今年は感染症対策を優先しなければいけない状況があるのでどうしても制限がありました。練習後のリカバリーも去年までとまったく同じ形では行えませんでした。そういった状況下でもケガをしない選手もいますし、自分ももっと何か予防できたんじゃないかという思いでいます」

 

 

――直近だと925日の柏レイソル戦で負傷してしまいました。勝利濃厚の試合でのラストワンプレーで離脱を余儀なくされましたが、後悔の念はありますか?

「今になって振り返ると必要なかったプレーだったのかもしれないですけど、チームスタイルとしてハードワークすることがベースにあります。だからスプリントして、ゴールキックではなくスローインにしようと思いました。もしゴールキックになっていたら、ロングボールを放り込まれてカウンターから失点するリスクが高まります。スローインなら高い位置からプレッシャーをかけていける。

 

 

 自分の中ではああいったプレーをチーム全体に見せなければいけないという思いもありました。

 

 

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