高野遼の突破からの鋭いクロスを合わせたのは仲川輝人。GKのファインセーブに阻まれたが、そこに現れたのは、背番号39だった [ACLグループリーグ3節 上海上港戦レビュー]
この試合のハイライトは二つあった。
まずは守備面から。81分、自陣ペナルティエリア内で松原健がファウルを犯してしまい、上海上港にPKを与えてしまう。スコアレスで迎えたゲーム終盤に絶体絶命のピンチを迎えた。
しかし、マリノスのゴールマウスにはオビ・パウエル・オビンナがいた。元ブラジル代表オスカルの強烈なシュートを右手一本でセーブ。セービングのコース、タイミングともに完璧なワンプレーで失点の危機から救った。
昨季は特別指定選手としてリーグ優勝を経験し、今季は出場機会に恵まれない状況で夏にJ2・栃木SCへ期限付き移籍した。貴重な実戦経験を経て、実力と自信を蓄えて帰ってきた。同時にアンジェ・ポステコグルー監督は試合起用に前向きな意向を示していたという。
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