いざ首位通過でノックアウトステージへ。これでラウンド16をほぼ万全の状態で臨める収穫のあるグループステージ最終戦 [ACLグループステージ6節 シドニー戦レビュー]
すでにグループステージ突破を決めているマリノスは、3日前の全北現代戦からオールメンバーチェンジでシドニーFC戦に臨んだ。
ACL再開後は先発出場していなかった大津祐樹、高丘陽平、渡辺皓太らが先発メンバーに名を連ね、さらにキャプテンマークを巻いたのは育成組織出身で今年帰ってきた水沼宏太。マリノスサポーターにとって、とにかく胸熱な一戦となった。
グループステージ突破を決めて勢いに乗るマリノスは18分、セットプレーからゴールネットを揺らす。水沼宏太の右CKをフリーで待ち受けた實藤友紀が右足ボレーで叩き込んだ。その1分前には天野純の左CKを右足ボレーで狙った惜しいシュートもあったように、ファーサイドで實藤をフリーにする形は狙い通りだった。
まさにストライカー顔負けのボレーシュート2発を放ち、そのうちの1本を見事にゴールにつなげた。開幕直後の3月に加入した實藤は経験値や守備能力もさることながら、セットプレーからの得点力もウリの選手で、それも獲得ポイントのひとつだった。本領発揮の先制ゴールだ。
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