「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

今年は単身赴任での孤独な戦いだったティーラトン。シーズン終盤には複数の海外クラブからのオファーもあったなか、ティーラトンが選んだのは・・・ [ ティーラトンの契約更新について]

 

『ブンちゃん』の愛称で親しまれているティーラトンが、来季もトリコロール戦士としてプレーする。

マリノスは29日、DFティーラトン(30)が2021シーズンの契約を更新したことを発表した。タイ代表の主力としても活躍する左サイドバックは2019年1月に期限付き移籍で加入して優勝に大きく貢献し、2020年からは完全移籍にスイッチ。今回の発表によって、マリノスでのプレーは3シーズン目を迎える。

 

 

今季もレギュラーとして安定したプレーを見せた。ディフェンスシーンでは溢れ出る闘争心でボールを奪い、攻撃に移ってからは正確な球出しと鋭いクロスで得点をお膳立て。ポステコグルー監督からはチームに必要不可欠な左サイドバックとして絶大な信頼を得ている。

得点力も大きな武器だ。ACLの全北現代戦で決めた強烈なミドルシュートは記憶に新しい。昨季も優勝を決めたFC東京戦で貴重な先制点を叩き出しており、ここぞという場面での勝負強さは折り紙付きだ。

 

©Y.F.M

 

一方で、今季は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、単身赴任での孤独な戦いを続けた。

 

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