大宮アルディージャへ期限付き移籍の松田詠太郎。2020年のマリノスでは、ルーキーながらリーグ戦15試合に出場。ちょうど1年前、相模原でスタートしたプロキャリアと同じように、あらためてゼロからスタート
トリコロールの若武者が、今度はJ1昇格を目指す大宮へ武者修行に出る。
マリノスは8日、MF松田詠太郎(19)がJ2・大宮アルディージャへ期限付き移籍することを発表した。期間は2022年1月31日までで、マリノスと対戦するすべての公式戦に出場できない。
松田にとって2020年は、まるでシンデレラボーイのような歩みだった。
ユースからトップチームに昇格し、そのままJ3・相模原SCへ育成型期限付き移籍。すると開幕から右サイドで定位置を掴み、貴重な実戦経験を得た。「試合を経験することでプロの世界に慣れることもできた。相模原でのプレーがあったから今の自分があると思う」という時間が人生を大きく変えた。
8月に入り、マリノスは連戦過多で負傷者が続出。そこで相模原で頭角を現していた松田が復帰することになった。アンジェ・ポステコグルー監督が選手をターンオーバーしながら戦うなかで、松田はリーグ戦15試合に出場。得点こそ記録できなかったが、ルーキーイヤーとしては上々のシーズンを過ごした。
その一方で、リーグ戦の終盤や11月に再開したACLで出場機会が限られていたことも事実。
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tags: 松田詠太郎