「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

遅くなった契約更新発表だが、他クラブからのオファーなどで交渉が滞ったわけではない。今年29歳になる仲川の昨年の鬱憤を晴らす大爆発を期待する [仲川輝人の契約更新について]

 

仲川輝人にとって2020年は苦難の連続だった。

度重なる負傷に悩まされ、万全の体調で試合を戦えたのはわずか数試合のみ。7月のリーグ戦再開後はリハビリに費やした時間のほうが長かったかもしれない。ようやく自分らしいプレーを表現できた柏レイソル戦でも、ルーズボールを追いかけたラストプレーで負傷してしまった。

 

 

11月下旬から再開したACLにはどうにかコンディションを間に合わせ、マリノスを史上初のグループステージ突破に導くパフォーマンスを見せた。しかしチームはラウンド16で無念の敗退を喫し、水原三星戦で負傷した影響で最終節の横浜FC戦にも出場できなかった。

不完全燃焼でしかないシーズンを終えた。

「(ACL敗退は)自分たちの力のなさだと思う。ノックアウトステージだと勝ったチームが強い。自分たちが弱いということを認めるしかない」

 振り絞った言葉に悔しさがにじみ出ていた。

 

 

 

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