「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

今シーズン、背番号44から背番号4へ変更を決意した畠中槙之輔。かつて井原正巳や栗原勇蔵が背負った“堅守の系譜”を受け継ぎ、名実ともにマリノスのディフェンスリーダーへ [石垣島キャンプトレーニング初日](畠中槙之輔)

 

畠中槙之輔がマリノスに加入して2年半が経過した。

加入当初はJ1でのプレー経験がゼロで、あくまでもセンターバックの控えという位置付けに過ぎなかった。最終ラインには歴戦の雄である中澤佑二が君臨し、栗原勇蔵も健在だった。さらにほぼ同じタイミングでチアゴ・マルチンスが加入する、いわゆる激戦区に。そのため2018シーズンはわずか5試合の出場にとどまった。

 

 

しかし翌年以降、目覚ましいスピードで進化を遂げていく。2019シーズンの開幕直前に定位置を奪取すると34試合フルタイム出場を達成。15年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。チアゴとの鉄板コンビでマリノスの攻守両面を支えた。2020シーズンは何度か負傷離脱したものの、指揮官からの厚い信頼は一切揺らぐことがなかった。

 

 

そして今シーズン、背番号44から背番号4へ変更を決意した。それは、かつて井原正巳や栗原勇蔵が背負った“堅守の系譜”を受け継ぐことを意味する。名実ともにマリノスのディフェンスリーダーとなる。

「背番号4はマリノスにとって重要な背番号。生半可な思いで背負えるものではないことはわかっている。正直、去年は不甲斐ないプレーが多かったと思っている。自分を追い込むわけではないけど、今年はしっかりやっていきたい」

 

 

1年前にもフロントから背番号の変更を打診されていたことも明かした。

 

 

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