一次キャンプの折り返し。 このあとのキャンプ後半はさらに戦術面の落とし込みを行い、今シーズン最初の対外試合でチームの進捗を確かめていく [石垣島キャンプトレーニング4日目]
今日で石垣島へやってきて5日目。一次キャンプの折り返し日を迎えた。
ここまでの歩みを振り返り、アンジェ・ポステコグルー監督は「この時期は自分たちのサッカーをより良くするために重要だ。今日までいい形で過ごせている」と手ごたえを口にした。充実した日々を過ごせていることは、選手たちの表情からも伝わってくる。
もっとも誤算がゼロだったわけではない。緊急事態宣言発出によって新規外国人の入国禁止措置がとられ、新たにチームに加わるコーチ2名とレオ・セアラが来日できていない。もともと1月下旬までブラジルでシーズンを戦っていたレオについては一定のオフ期間を与える必要があったが、コーチ2名がチーム活動に参加できないのは想定外だ。
そのため今キャンプでは例年以上に指揮官自ら指導する場面が多く見られる。普段であれば腕組みをして静かに観察しているはずことの多い監督が、身振り手振りを加えながら大きな声で具体的な指示を送っている。
「変えなければいけない部分も多々ある。普段であれば、スタッフと選手がトレーニングするのを自分は後ろから見るのが理想だが、全員が揃っていないので自分が入ってカバーしなければいけない部分もあるし、よりハードワークが求められる」
ポステコグルー監督自身もハードワークしているというわけだ。
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