「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「久しぶりの11対11をやって、すごくポジティブな要素があった。 このキャンプで(後ろを)3枚にしたことで選手たちはフレッシュな気持ちで取り組めていたと思う」 (ポステコグルー) 他 [海邦銀行戦後コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

――昨日と今日の練習試合を中心に石垣島でのキャンプを総括してほしい

「今日までのトレーニングではポジティブなことが多く、選手たちの練習へ向かう姿勢も良かった。このキャンプではコンディションを上げていくこと、試合に向けてコンディションを整えていくことをやってきた。昨日と今日は久しぶりの11対11をやって、今年初めての選手ばかりだった。その中でもすごくポジティブな要素があった」

 

 

――立ち位置を変えてのチャレンジを行っているが、その手ごたえは?

「特に新しいことを試したとは思っていない。去年も後ろを3枚にすることはあった中で、今年は柔軟性を持って3枚や4枚を使って戦っていきたい。最近はずっと4枚で戦ってきたが、このキャンプで3枚にしたことで選手たちはフレッシュな気持ちで取り組めていたと思う。ほとんどの選手たちは自分たちのサッカーを理解しているが、数人の新しい選手たちは早く自分たちのサッカーを理解することが大事になる」

 

 

――二次キャンプでのテーマは?

「開幕まで3週間を切った中での二次キャンプになる。一次キャンプでは試合勘を取り戻し、試合のコンディションを整えることがテーマだった。二次キャンプではコンディションをもっと上げて、戦術面での理解をもっと深めていきたい。2~3試合の練習試合を予定しているので、そこで開幕に向けて自分たちのサッカーをより良いものにしていきたい」

 

 

MF 14 天野 純

――このキャンプではワンボランチという新たな役回りにチャレンジしていた。意識している点や注意している点は?

「初めてのポジションなので、まずは球際のところで負けないこと。デュエルの部分で負けてしまうと後手を踏む。そこはしっかり意識しながらやっているし、攻撃では自分がどれだけゲームをコントロールできるかを考えている」

 

 

――今日の練習試合でのパフォーマンスを振り返ってほしい

「1点目は(オナイウ)阿道へのアシストだったけど、自分と阿道のラインは武器になると思う。阿道とは常にどういうボールがほしいかという話をしているし、いい形を出せた」

 

 

――ワンボランチとして我慢しなければいけない部分もあると思うが、高い位置に絡みたい気持ちにどうやって折り合いをつけている?

「もちろん前のポジションをやりたい気持ちはあるけど、監督はアンカーのところで自分をチョイスしている。そこは割り切ってやらないといけないし、自分にしか出せない味を出したい。よりゲームコントロールするという部分でやりがいがある。今日は体力的に大変だった(笑)」

 

――後半はチーム全体として体力的に苦しかったと思うが、そこで意識したことは?

「カテゴリーが下の相手だけど、しっかり無失点で終えて、得点を量産して勝つことが成長につながる。でも2本目の中盤以降はみんなが疲れて、個人的にもイージーミスがあった。そこでの集中力を高めないとくだらない失点が失点になって負ける。今年はそういうことを減らしていきたい」

 

――二次キャンプに向けた意気込みやテーマは?

「もっとゲームをコントロールする部分を高めたい。そのために自分のポジションが肝になる」

 

 

――石垣島キャンプを過ごした感想は?

「石垣島は横浜に比べて暖かくていいなと思ったけど、ちょっと暑すぎますね(笑)」

 

 

FW 45 オナイウ 阿道

――練習試合のパフォーマンスを振り返ってほしい

「まずはチームとして、キャンプに入ってから初めての対外試合だった。個人的に結果を残すこともそうだけど、チームとして新しくやっていることがある。みんなで連係を取りながら、しっかりバランスを取りながら試合を楽しもうと話して臨んだ」

 

 

――相手のカテゴリーに関係なくストライカーはゴールという結果は重要だと思う。ハットトリックの手ごたえは?

 

 

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