「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「サポーターには広島戦を超えるような雰囲気を作ってほしい」(榎本)・「自分は優勝するために移籍してきた」(富澤)+ドゥトラ・中澤他 [優勝までのカウントダウン(2)] -1,291文字-

【練習後のコメント】

GK 1 榎本 哲也

「ここまできたら相手云々、戦術云々じゃない。もちろん新潟は前回負けてい る相手だし、最近調子がいいことも知っている。勝つために戦術や戦略が必要なことも分かっている。でも、この試合はまず絶対にかつという気持ちが大事。そ れがなければ勝ち点3は手に入らない。だからといって、いつもよりもいいプレーをしようとすると硬くなってしまうもの。心身ともにどれだけ普通の状態で戦 えるかがポイントになる。普通に戦えば必ず結果はついてくる。サポーターには広島戦を超えるような雰囲気を作ってほしい」

樋口 靖洋 監督

「この時期なので、痛みを抱えている選手もいる。今日はオフ明けの立ち上げの日なので、練習量をコントロールした。大事なのは悪化させないこと。毎週の立ち上げの日の雰囲気とまったく変わらないし、そういうトレーニングができた。磐田戦の翌日に選手にも話したけど、まだ何もつかんでいないので、つかみきろう、ということ。変にピリピリしているところはない。僕も意識していないし、選手も意識していない。経験ある選手が落ち着きを与えてくれているのもあるだろうし、スタッフも含めてみんなが平常心でやれている」

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DF 5 ドゥトラ

「前節はマリノスらしいサッカーができた。でもまだ何かを手にしたわけではない。最後まで気を緩めることなく戦えば、何かを得られるはず。リーグ戦は一番強いチームが優勝するとは限らない。ただ、今年に関して言えばマリノスが最も安定していたと思う。安定していたから勝ち点を積み上げることができた。その点については自信を持っていい。残り2試合も安定して戦えれば結果はついてくる。個人的なことはタイトルを獲ってから考えたい。まずは今シーズンを最後まで戦い抜くこと。それだけを考えてプレーする」

DF 22 中澤 佑二

「今週一週間もこれまでと同じように過ごすこと。今週で突然変わったことをやるというのは変な話。自分はいままでどおりのペースでやるべきことをやる。自分の場合、途中で練習を切り上げるようなら最初からできない状態ということだし、グラウンドに立っている以上はすべての練習を100%でやる。コンディションに関しては個人差があること。(齋藤)学は足首を痛めているし、(栗原)勇蔵もジュビロ戦でひざを痛めている。そういったところで各々が練習量をコントロールする。自分は普段どおりのリズムで試合を迎えたい」

DF 27 富澤 清太郎

「前回の新潟戦ではたしかに自分が欠場していた。でも、負けた理由がそれだとは思わない。メンバーをある程度固定してやっている中で、誰が抜けても痛手になっていたと思う。だから誰かが欠けたときに負けたということが問題。幸い、終盤に来て累積警告の選手もいないし、けが人も大きなものではない。ほぼベストな状態で試合を戦えるのはうれしいこと。自分は優勝するために移籍してきた。マリノスとヴェルディは根底にあるのは同じだけど、マリノスのほうが大人で、ヴェルディはやんちゃ。やんちゃなヴェルディは大人なマリノスに勝てなかった(笑)。いまのチームも大人だと思う」

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